LABレポート>ステムアダプター

STEM_1

ハンドル周りのカスタムを考える。
実は、2011年の11月にLABが最初に取り組んだのがハンドル周り。
ハンドルをカスタムする為に必要となるパーツは、ハンドルの他に、ステム、ステムシム・・・ということで市販パーツを購入し検討開始。

まずは、ストライダーの構造を理解するところから・・・
既にカスタムDADDYの皆さんも知っての通りノーマルのT型ハンドルを外すと本体フレームのフロントフォーク受け上部より突き出しているフォークポストの高さは、ハンドル固定のためのクランプを取り付けるためだけの高さ約25mmしかない。
しかも、その部分には、クランプを機能させるために「割れ」が入っている。(下写真左)
ハンドルを取り付けるためには、ステムが必要だし、その25mmの部分にステムを固定するしかないようだ。
一般的な、ロード用ステムのクランプ高は、40〜45mm 。
どう考えても、取付しろが足らない。
とりあえず25mm程度しか無いポスト部分にシムをかぶせてステムを固定させてみる。
見た目は、問題なさそうだが正確にはステムクランプの下の締め付けだけで固定されてる状態。
しかも「割れ」が入っているので十分固定されているかどうか?・・・上の締め付け位置に関しては、空洞の状態。
でも、動かしてみると結構しっかり固定されているようだし、子供の乗るモノだし、問題もないような気もする。
しかし、安全に対して若干の不安も・・・
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ステムシムが、シムとしての役目だけではなく、ポスト延長の役目もするこの取付方法よりいい方法はないか?

ということで、市販のステムアダプターを使ってみることに・・・
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ステムはセオリー通りしっかり固定されるが、ストライダーの構造上、これだけではフロントフォークの上下固定がされていない状態。(写真左)
そこで、空いている25mmのスペースに、1インチの25mm分のスペーサーを挿入。(写真中)
ステムアダプター分の重量はプラスになってしまうが、この方法でしっかりステムも固定される。

あと、必要なこととしたら・・・・・「高さ調整?」

ヘッドセットが存在しないストライダーの構造上、上記の方法では、ステム高、つまりハンドル高が固定されてしまう。
ハンドルの形状(ライザーバーのライズ寸等)で高さをかせぐことは可能だが、制限されてしまう要素も多い・・・

これらの検証に基づきLABの開発がスタート。
試行錯誤の上、試作図面を作り、数回の試作を繰り返してできた最終試作品がこれ↓
stem_4

従来のステムアダプターに高さ調整にためのシムを加え、シム幅10mm単位で高さ調整が可能。
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写真は、一番高く調整した場合。(本体フレーム受け上部よりステム下まで10センチ)
ブラックとシルバーの1インチスペーサーを交互に挿入した状態。

アダプターで高さ調整が可能なのでフラットバーを使ったカスタムもこんな感じに・・・
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【後記】
このステムアダプターの試作は、各箇所に精度が要求されてかな〜り苦労しました。

「機能的に大差ないし、ノーマルでいいじゃん。」
「子供は、そんなこと要求してないでしょ?」

確かに・・・・・・でも、いいんです。
息子のためにあれこれと試行錯誤しているDADDYの姿、きっと何かが伝わるはず(?)
結果よりも何よりも、そんな時間がDADDYの楽しみなのです。

「パパさぁ〜いちいちバラバラにしなくても、スイッチでハンドルの高さが変わるようにすればいいんじゃない?」

・・・・・・・・。

ステムアダプターの販売は、生産国の旧正月の関係もあり3月頃を予定しています。

 

 


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